絵画ファンの皆さま、こんにちは! 今日もとーっても暑いですが、週のはじめ月曜日ですので頑張っていきたいと思います♪
ところで、「カミーユ・ピサロ」って思っていた以上に大きな存在だったという事についてお話したいと思います。 印象派の画家の中で”父のような存在”だったといわれるピサロ。 なぜこんなにも大きな存在だったのでしょうか。
まずは年齢。 ピサロは印象派の画家の中で最年長でした。 1830年生まれのピサロ、一方で他の印象派の画家はモネが1840生まれ、ドガが1834年、 シスレーとセザンヌが1839年と、ピサロが一番年上でした。
そして性格。 とても温厚で穏やかな性格だったため、他の人を取りまとめるのが得意な画家でした。 印象派の画家に限らず、画家というのは個性が強く自我が強く個性的すぎて なかなかひとつにまとまるのが苦手だったりもしました。 個性強すぎの画家と言えば・・・ゴーギャン、ドガ、ゴッホ・・・たくさんの画家が思いつきます笑 そういった中でもピサロはとても優しく落ち着いた性格の人でした。 作風にもそれは現れていますよね。温かく平和的な自然を描いた作品が多いです。

ピサロ【干し草の刈り入れ~エラニーにて~】 制作年:1892年 原画サイズ:73×60cm 所蔵:シカゴ美術研究所
ピサロの大きな存在は、印象派展全8回全てに出展しているということからも伺えます。 律儀に全ての印象派展に出展しました。 これでこそ印象派の画家と言えますよね! (モネでも1−4、7回しか出展していないのに・・・)
変わり者で個性の強かったゴーギャンを、印象派に入れたのもピサロだったんですね。 ピサロが居たから、なんとかまとまっていられた印象派の画家たちだったのかもしれません。 もしかすると、ピサロ自体が変わり者とも言われていたので、その為に変わり者たちをまとめるのを得意としたのかもしれません。
いずれにしても印象派の中でのピサロの存在は「お父さん」的な感じだったそう。 そんなまとめ役がグループに居てくれれば良いですね〜
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テーマ:絵画・美術 - ジャンル:学問・文化・芸術
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