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ゴッホ、モネ、ルノアール、フェルメール、ダヴィンチ、クリムト、セザンヌ、モディリアーニ・・・等の、誰もが知っている巨匠の有名絵画を画像つきで解説していきます。ブログで楽しむ有名絵画(アート)の美術館。アートを気軽に楽しんでください♪
ボッティチェリ展の予習をしておきましょう!
みなさんこんにちは!!

昨日までルノワール特集を3日間続けてきましたが、今日からは気分を新たに新しい画家へ。

サンドロ・ボッティチェリ  に、バトンタッチ!しますよ〜〜

今日から3日間、ボッティチェリをお楽しみくださいね♪

ボッティチェリは初期ルネサンス期を代表する画家。
聖母や神話を題材に多く作品を描きました。祭壇画が有名ですね!


まずは【ボッティチェリ展】のご紹介から。
2016年、年が明けてまず最初にやってくるのがボッティチェリ展!

2016年はイタリアと日本の国交150周年の年。
そのため、イタリア人画家の美術展が多く開かれるのです。
ダヴィンチ展特別展 レオナルド・ダ・ヴィンチ 天才の挑戦 <糸巻きの聖母>
カラヴァッジョ展日伊国交樹立150周年記念 カラヴァッジョ展)なども開かれますよ〜!

〜・・〜・・〜・・〜・・〜・・〜・・〜・・〜
【ボッティチェリ展】
会場:東京都美術館
会期:2016年1月16日から4月3日まで
公式サイト:http://www.tobikan.jp/exhibition/h27_botticelli.html
〜・・〜・・〜・・〜・・〜・・〜・・〜・・〜

ボッティチェリ アート名画館 書物の聖母


世界中で所蔵されているボッティチェリの作品が20作品以上まとまって今回の展覧会の為に来日するという前代未聞の豪華さ!

というのも、ボッティチェリの作品は油絵などのキャンバス地に描いたものではなく、テンペラ・板に描かれたとっても繊細な作品が多いのです。
海外に持っていき展示するには輸送リスクがあります。
そういった理由で、門外不出だった作品が多いのですね〜

それがそれが、今回は20点以上も作品が集結するという豪華さ!
やはり国交150周年という記念の年なだけに、気合いの入り方が違います笑

ーーーーーーーー

それでは、どんな作品が来るのか見てみましょう!

書物の聖母 聖母子 アート名画館 ボッティチェリ


ボッティチェリ聖母子(書物の聖母
1482-83年頃
ポルディ・ペッツォーリ美術館 所蔵

↑マリア様がやさしくイエス様に聖書を読み聞かせている場面を描いた作品。
イエス様がマリア様を見上げる表情が愛らしい作品です。
今回のボッティチェリ展のパンフレットの表紙にもなっている目玉作品ですよ!


ボッティチェリ ラーマ家の東方三博士の礼拝 アート名画館


ボッティチェリラーマ家の東方三博士の礼拝
1475年-76年
ウフイツィ美術館 所蔵

↑この作品はボッティチェリの名声を高める事になった作品です。
この作品は、フィレンツェの商人ラーマ氏が依頼した作品。礼拝堂に飾る祭壇画として注文したもの。当時フィレンツェで伝統的に信仰されていた「東方三博士」がテーマになり、それにメディチ家の人々の様子を重ね合わせるように描いた作品。
重要人物がたくさん描かれていますが、その具体的な内容説明はまた明日しますね!!

作品に描かれている場所は馬小屋で、そこに聖母子と三博士、そしてそれに群がる人々を描いています。
当時のフィレンツェでは、三博士礼拝の日に行列を作って街を練り歩くという祝祭が行われていたそうです。


ボッティチェリ 美しきシモネッタの肖像 アート名画館

ボッティチェリ【美しきシモネッタの肖像】
1480年-85年頃
丸紅株式会社 所蔵

↑シモネッタという女性をモデルにして描かれた作品。
この女性は、ボッティチェリをサポートしていたパトロンであるメディチ家の次男ジュリアーノの愛人と言われた女性。

※メディチ家に関して、そしてシモネッタに関しては明日の記事で、詳しく説明しますのでお楽しみに!!


ーーーーーーーーーー

ここで少し、ボッティチェリの人物紹介をしてみましょう。
1445年にイタリアで生まれたボッティチェリ。
初期のルネサンス期で活躍したフィレンツェ派の画家です。
1464年から67年までフレスコ画で有名なフィリッポ・リッピのアトリエで修行をしたのが画家としてのはじめです。師匠フィリッポ・リッピの影響を強く受けたボッティチェリは、師匠と同じような聖母の絵を多く制作しました。

1470年には師匠が亡くなり、その年にボッティチェリは独立し自ら工房をかまえました
その後は「剛毅」(フォルテッツィア)という作品制作以来を受け、それを制作したのが独立後ボッティチェリを有名にさせて第一弾作品でした。

その後のボッティチェリはメディチ家という資産家の手厚い擁護を受け、画家として名声をあげました。

※メディチ家に関しては明日の記事で、詳しく説明していきますね!

1481年にはシスティーナ礼拝堂の壁画制作に取りかかります。
その後【春ープリマベーラー】や【ヴィーナスの誕生】などの有名作を続々と排出。

1510年、65歳で死去。

ーーーーーーー

と、まぁ軽く生涯を説明しましたが、今度は画法について。

ボッティチェリの画法は、その時代の他の画家とはちょっと違います。
ボッティチェリはよく、ダヴィンチラファエロの有名画家と並べて評されますが、実は画法が全く異なる事をご存知でしょうか。

その当時の画家たちは、遠近法や明暗法を取り入れることがブーム。
自然をみたまんまで描き、奥行きを出したり、丸みを陰で表現したりという技法を取り入れた作品制作が流行っていました。
しかしながらボッティチェリの画法はそれを取り入れる事はしませんでした。
中世美術をフォローした線描や装飾性、輪郭をしっかり描き、立体感を出すというよりは平面での明快な画面を色彩で表現しているのがボッティチェリの画法でした。
そういった時代の流れに流されずに、自らの道を突き進んだのがボッティチェリでした。

それでは、明日以降はボッティチェリをサポートしたメディチ家についてや、美しいモデル「シモネッタ」に関してお話をしていきます!

それではまた〜
よい一日をお過ごしくださいね!



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